梅干しつくり
梅干し成分&効能=カルシウム、鉄分が豊富、クエン酸、バランスをとるアルカリ性食品、ビルビン酸による肝機能強化、食品の殺菌効果、ピロリ菌の抑制、美肌効果、シミやシワやむくみの改善。
歴史は古く平安時代中期には書物に記されていて、食薬品として知られていました。
この梅干しを作ると必然的に梅酢も出来、梅酢で紅ショウガ、蕪や胡瓜などの浅漬け梅酢ドレッシングなど無駄の少ないスーパー保存食薬品です。
梅干しでは、梅醤油やイワシの梅煮、カレイの梅塩焼きなど活躍の場が多彩です。
是非、無肥料無農薬栽培梅でマイ梅干し(My Umeboshi)を作ってください。
3kgも作れば結構な利用価値があり、健康の維持など費用対効果がとても高いものです。
また、赤しそも一緒に漬ければ、ゆかりも出来てお弁当にも重宝します。
赤しそは梅干しが売られる少し前から苗で売られているのでプランターなどで育てればぐんぐん育ち、梅干し漬けに間に合います。(無肥料無農薬で育ちます)また、不思議と赤しそを育てている脇でトマトの苗を育てると虫が付きにくくなります。
材料
◦熟した梅 1kg
(青い梅は、追熟させる➯段ボールに新聞紙などを敷きその上に梅を乗せて、段ボールの蓋は開けたまま1~3日おく)
◦塩 150g~250g(好みで)
◦赤しそ 好きなだけ
◦焼酎 少し
◦容器(陶器、琺瑯が理想、酸に強いもの)
◦落し蓋
◦重し(梅の2倍量、石、水を入れたペットボトルなど)
梅干しの作り方
- 赤しそをプランターなどで育てる。(無肥料無農薬にて)
- 梅を洗い、ヘタを竹串などで取り除く。
- 梅をたっぷりの水に5∼6時間漬ける。(追熟の為、実離れを良くする為、灰汁抜きのため)
※注:よく熟れた梅の時は漬ける時間に注意する。梅が傷んでしまうため。 - 梅を笊にあけ、水気をよく拭き取る。
- 大きなボールなどに梅を入れ、塩と焼酎を少し入れ良くまぶす。
- 琺瑯の容器に入れ、落し蓋(お皿や木製など酸に強いもの)をして梅の2倍量の重しを乗せ
1~2日おく、梅酢が上がってきたら重しを軽くする。(梅が梅酢から顔を出すとカビ易いため、カビが生えてしまったらその部分をそーっと取り除き、容器などを焼酎を湿らしたフキンなどで拭き取る) - 6を1か月ほどおく。(この間赤しそに水を適宜あげてかわいがってあげる。)
- 赤しその葉や柔らかい茎を摘み、大き目のボールなどで洗い、水気を切り、塩を軽く一つかみ入れ、手で良くもみ、灰汁を抜く、青紫の汁が出たら捨て、もみ込み汁を捨てを2回くらい繰り返し、梅を漬けているところから梅酢を少しとり加え、軽くもむときれいな赤紫いろになる、これをそのまま梅の中に入れ、一緒に漬け込む(梅の上にギュッと乗せればよい、梅干しが紫蘇に触れたところとマダラ色になるのが気になる様なら1日おきに2~3回混ぜると満遍なく色が回ります)
- 土用丑の日の前後3日間あたりが晴れるので、この晴れた日を狙って、梅を笊に広げて日中は干して、夜は梅酢に戻すを2回繰り返し、3日目は夜露にあてて翌朝、別の甕や瓶、琺瑯容器に入れ保存する。(この時一緒に赤しそを干すとゆかりになる)
- 半年くらい熟成させると塩も馴染んで美味しくなる。