昆布の栄養&特徴&利用方法
栄養
栄養と特徴と利用方法
- 天然物と養殖物とがあり、天然物の方が栄養価も高く、旨味も強いと言われる。
約三割が水溶性食物繊維成分(フコイダン、アルギン酸)により余分な脂肪の吸収を抑え、溜まった体脂肪を燃やしやすくし、便秘解消に役立つ。 - 色素成分で抗酸化成分(フコキサンチン)の効果でアンチエイジング、体脂肪の減少を促し、血糖値を上げる原因の炎症性物質の分泌抑制。
旨味成分グルタミン酸により減塩、胃への働きかけで胃もたれを防ぐ。 - 昆布の旨味や栄養成分は、昆布漁で採れた昆布を天日干しする事により抽出し易くなる。(採れた生の昆布よりも出汁が出易く、えぐみが抑えられるとされている)
- 表面に着いている白い粉はマンニットで昆布の重要な成分なので拭き取らない。
- 刺身用の魚を昆布〆にすると昆布が余分な水分を吸い取って保存も効き、昆布の旨味も移り美味しくなる。
種類 | 味、特徴 | 利用 |
真昆布 | 上品な甘みと旨味澄んだ味 | 出汁、佃煮、鍋物 |
利尻昆布 | 味の濃い香りの高い澄んだ 出汁が特徴 | 出汁、お吸い物、鍋物、湯豆腐、漬物 |
羅臼昆布 | 濃厚な旨味、 | 主に出汁に利用。煮物、鍋物 |
日高昆布 | 柔らかくなりやすい、味も良い | 出汁、昆布巻き、煮物の具材 |
がごめ昆布 | 粘り気が強い | おぼろ昆布の原料、松前漬け |