レモンの皮の効能
まず、注意!⇒小麦の記事で申し上げました通り、輸入物の果物にも防カビ剤が使われています。(防カビ剤=防ばい剤不使用の輸入レモンもありますが)
ゆえに、理想としては、国産有機、もしくは無農薬レモンの使って料理などにご使用ください。
そして、このレモンの皮には果肉より多く(約2倍量)ビタミンC が含まれています。効能は、美肌効果、疲労回復、がん予防、リラックス&安眠効果頭皮につければ抜け毛予防にも。
成分はクエン酸(ビタミンC)、植物の天然化合物のひとつで「リモノイド」(苦味)がフィトケミカルとして注目されはじめており、この中のノミリンは発がん段階の阻害剤として、リモニンは発がんの促進段階での活性が高いとのことで、こと乳がん、大腸がん細胞に対して強い阻害作用が認められていて、がん予防に期待がもたれ、更には、フラボノイド、クマリンやフェニルプロパノイドによる抗酸化作用、糖尿病合併症の抑制に期待が持たれています。
レモンの表皮のワックスなどが気になる様でしたらお湯(50℃)に漬け流水で流すこともお勧めします。
因みにビタミンCは水溶性ですが、洗い流すことで全てが流れるわけではありませんので、良い選択をどうぞ。
使い方としては、柚子と同様にお浸しや豚の角煮などの煮物に千切りにして添えたり、サラダに混ぜ込んだり、ハーブウォーターに加えたり、デザートや料理におろし金ですり下ろして振りかけたりなど味、香りのアクセントとして使えます。