健康のための食事

陶磁器による鉛、カドミウム融解の懸念

白い器

安全な器を

 鉛やカドミウム熱や酸によって溶出され、長期に渡って摂取してしまうと神経や腎臓を傷め中毒になり、骨が痛み、変形し、衰弱して死に至ることもあります。
ゆえに、特に偽装など多い国の製品には要注意すべきです。書類なども平気で偽装しますので。

では、具体的にどの様な食器が危険なのかといいますと、一番は、日本製以外(隣国製)の土鍋や食器などになりますが、なぜかと言うと、釉薬や色絵を高い温度で焼成しなければ、カドミウムなどが溶けだしたりする可能性が高くなり、色にこだわったり、 コストを気にして低い温度で焼成していたりすると、酸などにより鉛やカドミウムが溶出します。他にも釉薬の上に金色や色絵で上絵付が施されているもの特に食材と触れる面、口と触れる面に色があるモノは注意しなければなりません。(安い食器は要注意=焼成温度を高くするとコストも上がるはずなので)
現在、日本の窯元は知識もあり国内のチェック機関も厳しいので、先ずは国産の商品をお勧めいたします。
それでも気になる方は、食べ物や口が触れる部分に絵付けのされていない、国産の正規のメーカーの商品をお使いください。(○○ショップ物は避けた方がよろしいかと
その上でさらに、白い装飾の少ない磁器や陶器を購入されてご使用になられて頂くと宜しいかと思います。

また、琺瑯鍋琺瑯食器に関しても国産のモノで正規のメーカー品である事が望ましいと思います。(日本では過去に「イタイイタイ病」の公害問題の苦い経験から、厳しいチェックとなっていて、カドミウム、鉛に関する制度が確立されている面もあるので)
国産の正規の商品であれば、仮に落としたりして琺瑯が剥げてもカドミウムは出ないそうです。

また国内には信頼できる製品(陶器、磁器、琺瑯食器、琺瑯鍋などを作られているところが多くありますので、厳選された安心できるものをお使いになられてください。

結論
安かろう悪かろうが実際です。くれぐれも安いからの理由で購入する事の無いようにご注意ください。