ビタミンCの迷信
健康に役立つ、抗酸化作用がある他、骨や腱の為のたんぱく質のコラーゲンの生成に必須の成分です。
このすばらしき健康アシスタントですが、熱で壊れると言われています。
が!迷信です。(かく言う僕もその様に調理師学校で教わってました)
ビタミンCは、約2時間加熱してもほとんど変化はなく、25時間加熱してようやく25%くらい減少する程度です。(25時間も加熱し続けたらガス台の方が壊れそうです)
そこで、このビタミンCは何で減少するかと言いますと、
水溶性なので茹でるとかなり流出減少します。とはいえ、すべて無くなるわけではないので、農薬や雑菌のことを俯瞰して考えると、茹でるときにはサッと茹で、水にはさらさない事が良い方法かと思います。(農薬を出来る限り摂取しない方法の一つとして[家庭で出来る「食品添加物、農薬を落とす方法]増尾清著をどうぞ)
無論、無肥料無農薬栽培(自然栽培)ものでしたら、蒸したりする事が望ましいです。(ジャガイモなどを揚げるとアクリルアミドという有害物質になるので蒸しものがおススメです)
さらにこのビタミンCは体内に3時間ほど滞在したら直ぐに体外に排出されてしまうので、これを踏まえて栄養摂取して下さい。(一日の推奨されているビタミンC摂取量は、現段階では100mgです。目安⇒キャベツ5枚分、レモン果汁5個分くらい)