健康のための食事

全てのムール貝(100%)からマイクロプラスチックが含まれていると判明-英国調査

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全てのムール貝(100%)からマイクロプラスチックが含まれていると判明-英国調査

以前から貝類(特に二枚貝)の環境汚染は気にしていたが、全ての貝からプラスチックが検出された、
となると、かなり深刻な事態です。

元々、干潟などに多く生息している二枚貝は、海を健全に保つ「掃除屋さん」
当然人間が垂れ流している汚染物質も一生懸命に摂取して「どうにかして海をキレイにしてやろう!」
と切磋琢磨してもらっています。

ですが、このままマイクロプラスチックを二枚貝が捕食していると繁殖能力が弱まり二枚貝が激減し海を掃除してくれる生物もいなくなり、人間を見放すのでは、イヤ、もう見放されているのではと思います。

料理人としては、いい加減過剰なパック詰めや包装をやめてもらいたい。と同時にいち早くプラスチックやビニールに替わる包装材質を開発してすぐにでも使用開始しなければならない。

因みに、築地に買い付けに行っている時にも豊洲に買い付けに行っても余分なビニールに包みまくります。
僕は、そんなことしなくて結構ですと断りますが、概ねどこの料理屋もそのまま成すがままで持ち帰ってます。
健全な自然が有って、海が有って初めて料理が出来るのにそんなこと誰も訴えないまま。さらに発泡スチロールのクズがあちこちに散乱しているのだから自然が汚れて自然界の生き物が苦しむのは当然です。

本来なら社会に影響力のある三ツ星やら二つ星の料理人から声を大にして訴えて欲しいのだが、ほとんどの料理人はそんな事気にもせず、儲ければ良いだけのバブルの時代そのまま。

先日も、静岡にある有名な魚屋にご贔屓のお客様と行く機会があり、店主にご贔屓のお客様が「魚がいなくなって来ているんじゃないですか?」と聞いた、すると「まだいますよ」と言う返事が返ってきた。
実は、静岡に行くまでに僕がお客様に「日本にもう魚はいない」「以前店でお出ししていた魚もほとんどいない状況です」と訴えていたので、この様な質問をされたのだと思います。

やっぱり、メディアに出て儲かっている魚屋は違うな、と感じました。

決して否定はしませんが、やはりもう考えを変えなくてはならない!今のままでは見直しをしないまま爆発した原発となんら変わらない事が全自然、全海洋、全陸上に起こると思います。

僕もまだまだ家にプラスチック製品がありますが、いい加減にしなければならない、と日々脱プラスチックに走っています。

そして、プラスチックの有害物質を最大限摂取しない食事、有毒物質を体外に排出出来るデトックス食を探求し、更に食材から有害物質を取り除くことが出来る触媒的なものを探す為に活動します。

「ノアの箱舟」が必要な時代が来ないように。

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